理学療法士の活躍の場~正門~
ショーです。
リハビリを目指す人たちのきっかけというのは、部活でケガをして病院やクリニックの理学療法士からリハビリを受けて回復し今度は自分が助ける側になりたいというのをよく聞きます。
さて、今回は理学療法士が活躍できる場について一般的な情報をお伝えします。
理学療法士はどこで働いているのか?
リハビリテーションを専門とする理学療法士は、医療現場を中心に様々な場所で活躍しています。理学療法士は国家資格であり、3~4年間勉強して卒業資格を受けた者だけが国家試験を受けられるのです。
国家資格という信頼性と就職率の高さ、不祥事が無い限り資格を一生持ち続けられるというメリットもあることから、有資格者である「理学療法士」は年々増えているようです。
それでは、理学療法士は一体どのようなところに就職すること多いのか。理学療法士の就職先について詳しくお話ししていきます。
まずは下図をご覧ください。
こう見るとたくさんの選択肢がありますが、1年目は病院やクリニックが大多数ですね。学校を卒業した後は右も左も分からないですからまずはどういった患者さまがいらっしゃるのかという臨床経験が必要です。
臨床に出ると実習とは違い責任が出てきます。最初は上司や先輩のリハビリに入って見学してから徐々に自分のできることを増やして1か月後には担当の患者さまをもつようになります。そこで自分なりの評価と治療を重ねながらわからないことを先輩に聞いたり勉強会を通して経験とスキルを培っていきます。
そこで知識とスキルを習得してやりたいことが見つかり、新たな道としてトレーナーや企業、教育機関などに進む方もいます。
医療系や福祉系の施設が中心ですが、今後は訪問リハビリに進む人も増加してます。
訪問リハビリとは?
訪問リハビリは退院して自宅に帰った後にリハビリを継続したい方が利用するサービスです。病院やクリニックと違って一人で患者さま宅に行ってリハビリを提供します。
万が一の事態があった時に対応できなければいけませんので一般的には3年以上の経験者が優遇されます。
その他には病院や診療所などの医療施設に加えて老健やデイケアなど高齢者福祉施設や障がい者福祉施設でもリハビリは必要とされています。
求人数は少ないですが、スポーツジムやスポーツチームでの専属として活動している人も中にはいらっしゃいます。
中にはオリンピックに帯同する理学療法士もいるのでその可能性も考えたらワクワクしますね。